リモートワークが増えるなか、リスキリングでデジタルスキルを学ぶ人が増えています。
しかし、学ぶといってもスキルを習得するのに必要な時間はどのくらいか?
たとえば、「来年の4月までに実績作るぞ~」なんて思っても、目安がわからないと計画しにくいですよね。
ということで、今回は「スキル習得に必要な時間」をまとめていきます~
なんと!
習得時間の法則は5つもありました~
しかし、
自分の時間を投資するからには
詳しく知りたいニャ
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習得時間の法則
習得時間とは、なにかスキルや資格に言語などを身に付けるのにかかる時間のことです。習得時間の法則は5つあり、とくに20時間の法則は必見です。なぜこんなにもたくさんの人に愛されている法則なのかよくわかるでしょう。きっとあなたの役に立つはずです。
- 1万時間の法則
- 1000時間の法則
- 600時間の法則
- 50時間の法則
- 20時間の法則
なにか新しく始めようとしたときの目安になると思いますので、それぞれ見ていきましょう。
1万時間の法則
10000時間の法則とは、ある分野で「エキスパート」になるのに必要な時間という理論です。
誰が作った理論かといいますと、フロリダ州立大学の心理学者であるK・アンダース・エリクソン(K. Anders Ericsson)氏です。
マルコム・グラッドウェル氏と言われているのは、著書『天才! 成功する人々の法則』(講談社2009年)(原題:OUTLIERS:THE STORY OF SUCCESS)で広まったからでした。
この1万時間の法則の根拠としては、著書のなかで、K・アンダース・エリクソン(K. Anders Ericsson)氏の研究として演奏家が20歳のころまでに1万時間の練習をしていることを根拠としています。しかし、現代では反論も多数あります。
反論理由は、練習ばかりするより本番をした方が良いとのことで、納得の極みでした。笑 そりゃ、練習ばかりするよりも実践したほうが身に付くのは当然ですよね。
しかし、K・アンダース・エリクソン氏もさすがに練習ばかりを想定していないと思うので、ちゃんと質を考えて個人個人で取り組めばいいと思います。
10000時間は何日?
1日24時間という睡眠ゼロの無茶な計算にすると、
416日(10000÷24=416.6666666666667)となります。
1年と51日ニャ
さすがに無理です
1日に2時間勉強すると何日で10000時間?
1日に2時間勉強するとしますと、
5000日(10000÷2=5000)となります。
13年と255日ニャ
そんなに時間かかるのも無理
となると、勉強時間でとらえるのではなく、本業として取り組んでいる時間も入れるべきですね。
1日に8時間経験すると何日で10000時間?
1日に8時間その職種で働いているとすると、
1250日(10000÷8=1250)となります。
3年と155日ニャ
勉強時間がゼロだとけっこうかかるなぁ
1日に10時間勉強(経験含む)すると何日で10000時間?
本業(8時間)プラス1日に2時間勉強したとすると、
1000日(10000÷10=1000)となります。
2年と270日ニャ
なんだか現実的な数字になってきたね
ただし、これだと週7日すべてやる前提ですね(゚o゚;;
1年間で働く日のみ1日に8時間経験すると何日で10000時間?
せめてさきほどの1250日を、週5日?というか土曜日と日曜日と祝日を除くと1年間で働く日はおおよそ245日になる(根拠はこちら)のでこれで計算してみます。
5年と25日ニャ
なるほど、、、
1万時間ってフルタイムで5年働く時間に相当するんですね
1年間で働く日のみ1日に10時間勉強(経験含む)すると何日で10000時間?
さきほどの1000日を、週5日1年間で働く日のおおよそ245日になる計算のでしてみます。
4年と20日ニャ
き、き、厳しい、、、
と思ったけどエキスパートなら早いほうですよね
むしろ、その分野のエキスパートという狭き門の話を知りたいわけでもないですよね?
1000時間の法則
1000時間の法則とは、ある分野で「セミプロ(中上級者)」になるのに必要な時間という理論です。
しかし、誰かが作った理論ではありませんでした。強いていうならば、1万時間の法則との比較でできたのかもしれません。
ただ、この1000時間の法則もかなり難易度は高いです(セミプロなので当然ですが)。
なぜなら、人はなにか新しいことを始めようと10000人が思っても、実際に始める人は1%の100人といわれており、そこから継続できる人は1人だそうです。
それだけなにかを始めても続けられる人は少ないようなので、このカテゴリー(デジタル人材入門)のように新たにデジタル人材へ向けてデジタルスキルの習得を目指している方にとっては、ひとつのゴール地点といえるのではないでしょうか?
1000時間は何日?
1日24時間という睡眠ゼロの無茶な計算にすると、
41日(1000÷24=41.66666666666667)となります。
41日ニャ
またもや無理、
寝ましょう
1日に2時間勉強すると何日で1000時間?
1日に2時間勉強するとしますと、
500日(1000÷2=500)となります。
1年と135日ニャ
仕事終わりに学ぶとしたら
現実的ですね〜
ここでまたまた、勉強時間でとらえるのではなく、本業として取り組んでいる時間で考えてみましょう(いわゆる未経験でその職種に転職)。
1日に8時間経験すると何日で1000時間?
1日に8時間その職種で働いているとすると、
125日(1000÷8=125)となります。
125日(約4ヶ月ちょい)ニャ
経験ありますが
たしかにそうかも
未経験で転職して研修で慣れてきたころか、いきなり実践でなんとか慣れてきたころかな?(休日も働く前提の計算なんですが、これは業界によってはありえますね。涙)
1日に10時間勉強(経験含む)すると何日で1000時間?
本業(8時間)プラス1日に2時間勉強したとすると、
100日(1000÷10=100)となります。
100日(約3ヶ月ちょい)ニャ
若いかたなら
たしかに未経験の転職いけそうですね
経験者としては、毎日が必死すぎてあっという間でしたね〜
ただし、またまたですが、これだと週7日すべてやる前提ですね(゚o゚;;
1年間で働く日のみ1日に8時間経験すると何日で1000時間?
またまた125日を、週5日勤務で土曜日と日曜日と祝日を除くと1年間で働く日はおおよそ245日(根拠はこちら)ので計算しようとしたらよくわかりませんでした。
そのため125日ですし、単純に月20日は働くこととして計算します。
6ヶ月と5日ニャ
4月入社ならGWや夏休みもあるので、
7ヶ月と考えると、、、わりと正しいのかも?
1年間で働く日のみ1日に10時間勉強(経験含む)すると何日で1000時間?
さきほどの100日を、単純に月20日は働くこととして計算します。
5ヶ月ニャ
4月入社ならさきほど同様に
6ヶ月と考えると目安になりそうですね~
定時退社できるとも限らないし、未経験転職は休日に勉強もしつつ半年がんばるのが目安かも?
IT業界とかだと、半年経っていたら普通にPJへ参画しますね。時代によっては1日目からですが。笑
古き恐ろしい時代の話はやめるニャ
もしかしたら、この記事を読まれるあなたは、未経験から1人前になれる時間を知りたいですよね?
600時間の法則
600時間の法則とは、ある分野で「一人前」になるのに必要な時間という理論です。
しかし、誰かが作った理論ではなく、プログラミングスクールの「10週間 600時間」という訴求によるものが有力ですが、昔から資格の合格体験記などでも使われている例えでした。
なにか専門的な資格として行政書士や、特殊職・専門職であるプログラミングやWebデザインなどを短期的にいっきに身に付けるための時間のようです。
合計での600時間で考えていいと思いますが、このスクールのような10週間で600時間となると、もはやリカレント教育のようにいったんキャリアを中断するレベルの話ですね。
そういった意味ですと、仕事を辞めている状況などでなんらかの専門的な職種の技術を身に付ける目安になるかもしれません。
600時間は何日?
1日24時間で単純に計算すると、
25日(600÷24=25)となります。
25日ニャ
目安として考えましょう
1日に2時間勉強すると何日で600時間?
1日に2時間勉強するとしますと、
300日(600÷2=300)となります。
約10ヶ月ニャ
国家資格などの習得に向け、
1年前から準備するイメージですね
つぎにさきほどまであった、週7日前提の計算はすべて省きますね~
1年間で働く日のみ1日に8時間経験すると何日で600時間?
1日に8時間その職種で働いているとすると、
75日(600÷8=75)となります。
この75日を、単純に月20日は働くこととして計算します。
3ヶ月と15日ニャ
3ヶ月と15日って、
1ヶ月を20日で考えているから
だいたい4ヶ月ですね
1年間で働く日のみ1日に10時間勉強(経験含む)すると何日で600時間?
本業(8時間)プラス1日に2時間勉強したとすると、
60日(600÷10=60)となります。
この60日を、単純に月20日は働くこととして計算します。
3ヶ月ニャ
4月入社なら
夏休みあたりに一人前の顔に!?
だいぶ慣れてきて、
同期がいるなら差が出始めるころかもニャ
他人との差別化を考えると、もっと初期のころにいっきに差を広げたいところ!?ですかね~
なんて、そんなカッコつけずに、普通に遅れ始めてしまうかたもいるのが現実。そういったかたをフォローするためにも自分自身でいっきに学んだほうが、あなたがいることで強力な組織になるのかもしれません^^
50時間の法則
50時間の法則とは、1万時間の法則で実際に50時間を費やしたあと「90%が脱落する」という理論です。
「一つのことに1万時間費やせばその分野にずば抜けて強くなる」という人もいるが、私はそんなに単純だとは思わない。
実際には50時間を費やした後、90%が脱落する。好きになれない、向いていないという理由でだ。そしてさらに50時間費やした人の90%があきらめる。
このような普遍的なサイクルがあるんだ。
運だけでなく、続けるだけの熱意も必要だ。
1万時間費やした人は、ただ1万時間費やした人ではない。自分で選び、さまざまな過程の中で “選ばれた人”なんだ。
ビル・ゲイツ
これはこの記事の1000時間の法則で私が説明した、「人はなにか新しいことを始めようと10000人が思っても、実際に始める人は1%の100人といわれており、そこから継続できる人は1人だそうです。」と同様の話ですね。この理論の別の言い方として「50時間の法則」が昔からあったのかもしれません。
20時間の法則
20時間の法則とは、ある分野で「サクッとできるようになる」のに必要な時間という理論です。
誰が作った理論かといいますと、ジョシュ・カウフマン氏です。著書『たいていのことは20時間で習得できる』(日経BP2014年)(原題:THE FIRST 20 HOURS)で広まりました。
この20時間の法則の根拠としては、以下のTEDの動画(ジョシュ・カウフマン氏)がすばらしいです。なぜなら、1万時間の真実といいますか、実際に博士が伝えていたことと社会に広まった内容が変わっていってしまったことにも触れています。
1日45分で1ヶ月というのが20時間の法則でして、知的に効率的に20時間を有効的に投資するのだそうです。
第一に「スキルを分解する」
私たちが考えているよりもスキルというものは複数のスキルで構成されており、どの部分が自分の目指すことに、最も効果があるか見極めやすくなります。その部分を最初に練習し、重要なところから練習していけば、最小の時間でうまくなれる、というものです。
第二に「自己修正できるだけ学ぶ」
学ぼうとしている情報源について、3~5個手に入れます。本やDVDなどですが、それを練習の先延ばしにする理由にしてはならない。そのトピックの本を20冊手に入れてすべて読破したら、○○を始めるぞといったことは先延ばしに過ぎない、とジョシュ・カウフマン氏は伝えています。
実際に練習しながら、自己修正していくうえで必要なだけ学ぶ。学習というのは間違った時にそれと気づいてやり方を変えられるようになるためにする、とのことでした。
第三に「練習の邪魔になるものを取り除く」
気を散らすテレビやインターネットなど、これらすべては本腰を入れてものごとに取り組む妨げになります。少しの意志を使って取り除くことで実際に練習をする時の質が高くなります。
第四に「少なくとも20時間は練習する」
多くのスキルには「苛立ちの壁」とジョシュ・カウフマン氏が呼ぶものがあり、とても下手で自分でもそれがわかっているのですごく苛立ちます。その感情は練習に取り組む妨げになります。
やりたいことがなんにせよ、とりあえず20時間練習すると決めることで、最初に直面する「苛立ちの壁」を超えることができ、結果が得られるだけ十分に長く練習することになります。
これだけです。この4ステップは何を学ぶのにも使えます、というのがジョシュ・カウフマン氏の理論でした。
習得時間にたいせつなのは量・質?
ジョシュ・カウフマン氏の理論も学びありましたが、このTEDの動画の後半では実践編について触れています。
ここの話じつはウクレレの話が出てくるのですが、最後に「大きな障害は知的なものではなく、感情的なものなんです」、「あなたを熱くさせるもの 楽しくさせるものは何でしょう? それをやってみましょうよ たったの20時間です」というふうに語られているんですが共感しました。
なぜなら、
私自身ここ最近ウクレレを始めたので
シビレましたね!
もうYoutubeはじめます!!(顔出し)
ぜひこちらからひとめだけでも >_<
チヨノリの話は
誰も聞いていないニャ
・・・
あらたにスキルを習得するなら、【リスキリング講座】デジタルスキルを無料で学ぶ方法【28選】をご参考にしてください~
いまリスキリングで人気のデジタルスキルは、こちらにまとめております。
まとめ
なにを伝えたかったというと、「量より質」だと思います、ということです~
スキル習得のために嫌々やるのも違いますし、人気のスキルをみんなが持っていてもコモディティ化しますしね^^;
さぁ、熱中できるコトをはじめよう!
(ジョシュ・カウフマン氏風)
チヨノリ元気だニャ~
働き方も同様だと思っていて、「嫌だなぁ」と思いながら働くよりかは「自分がどう在りたいか?」で考えた方がいいし、そのために必要なことってコツコツと自分を磨くことなんじゃない?
って思ったので
書きました~
ちなみに、世の中にあるおすすめランキングに疑問があったので、私自ら目視で確認しながらIT職種ごとのおすすめ転職ランキングを作ってみました!
IT未経験向けのものから、地域ごとのランキングもあります^_^
そして、「IT転職エージェントにインタビューしたホントの話」を無料ダウンロードできるようにまとめてみました!
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