リスキリングとは「新しいことを学び、新しい仕事へ※詳細は後述」です。
おそらく、あなたも国が推進しているので必要性はわかっていても、じっさいに自分で行動しようとすると、何をどうすればいいかわからないでしょう。
また、過去に何度か挑戦してみたけどうまくいかなかった経験や、選択肢が多すぎて悩み手が止まっているかもしれません。結論からいうと、学ぶ講座には人によって適正があるので、まずは無料で学んでから有料のものを選べばいいです。
そして、この順序さえ間違えなければじょじょに瞳に映る景色は変わっていきます。
しかし、多くの人が変化するのをためらい、いま見えている景色を毎日繰り返しながら、「明日になったら◯◯になってるといいな」と期待しています。結果、なにも変わらず時間が経ってしまい、なんとなく誰か(会社や広告)に勧められた講座で時間を無駄にしてしまうようです。
そこで、このページでは、リスキリングを進めていく方法から、じっさいに何度もリスキリングをして職種を変えてきた経験を踏まえて解説します。
リスキリングの進め方を解説しているメディアは多いですが、実際に経験している人が説明している情報は多くないので、ぜひ、一つひとつじっくりと読み込み、そして実践してほしいです。

そうすれば、きっとあなたの人生は劇的に変わるでしょう!

間違いないニャ
リスキリングとは?
「DXのためにリスキリング」と言うかたもいますが、本質的には違います。
経済産業省は「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、 必要なスキルを獲得する/させること」と定義しています。勘違いしないでください。
あくまで本質としては、スキルアップです。最終的な目的が、
- 新規事業の創出
- 既存の事業を改革
- 古い業務システムを刷新
- 分析の仕組みを導入
- コモディティ化していない職種へ転職
だとしても、「リスキリング」はあくまでスキルアップなんですね。
リスキリングの事例
リスキリングは人によっては、古くからおこなわれていました。時代がかわるたびに必要なスキルや知識がことなる職種があらわれ、それらにあわせて学ぶ人たちがいたからです。
いまの時代は、とくにITやWebの領域は職種が増え続けていますよね。

今まで私は
2回ほどリスキリングしました
1回目は営業マンとして外回りをしてたころ、手に職をつけたくて未経験からIT人材(システムエンジニア)へ。
2回目はIT人材として基幹システムのPJを進めてたころ、会社の事業(美容業界)でいずれWebが必要になると思い未経験からWebマーケティングへ。

いまは社内の小さい事業から
ビジネスモデルをWebへ変革させていってます!

売上にダイレクトアタックだニャ
”会社に必要なこと”のうち、どれを推進するかは自分や会社のなかでの需要次第ではあります。
たとえば、
- 売上改善として事業のWeb・デジタル化
- 業務効率化として分析の仕組みを導入
- 人件費削減として業務の自動化
などです。
「自分のやってみたいこと」が『会社にとって必要なこと』だとお互いWinWinで楽しいですよね~
リスキリングの必要性
なぜ、リスキリングがいま注目を集めているのか?それはDX(デジタル・トランスフォーメーション)が必要だと海外で報じられて日本でもひろまっているからです。
リスキリングが必要となった背景
本質的にはビジネスの変化が激しいためついていけない企業が多く、このままだと”2025年の崖”という、経済産業省がDXレポートで提示した、 日本の企業の多くが非効率な古いITシステムを使い続けることで、保守運用に大きな費用と手間がかかり、ビジネスに必要な競争力に注ぐ余力がないため会社が衰退してしまうこと、の通り会社は倒産してしまいます。

倒産の経験者としては笑えません
この問題をDXしてくれる人材(IT系、ビジネス・起業系)が不足しています。
日本のITや起業にかんする教育は遅れているそうでして、さらに企業はITにお金をかけてこず、トラブルがおきたらマンパワー(人にたよった運用)でなんとかしたり、社外のコンサルタントに頼ってきたのも要因かもしれません。

そこでみんなあわててるニャ

人によっては
”チャンス”ととらえる人も
リスキリングを個人で始める人も
いま需要があることを副業で供給して稼ぐ人や、新たに学んで職種をアップデートする人など、さまざまな理由でリスキリングが流行っています。
個人だけに限らず、企業でもリスキリングを推進するところが増えてきていまして、この学べる環境が欲しくて転職する人もいるそうです。
デジタル人材・DX人材がいない
最近だと、「デジタル人材が不足している」と日本中でいわれています。これをチャンスととらえて学ぶ人も多いようです。
いまのビジネスに最新技術としてAIやIoTにブロックチェーン、5Gなどさまざまなものを掛け合わせたい企業が増えてきています。
世界で定義された今後必要とされるデジタルスキルについてはこちらのデジタルスキルとは?デジタル人材に必要な5つのスキルにまとめました。デジタル人材に照らし合わせています。
そもそも既存の事業のビジネスモデルをWeb化(オウンドメディア、ECなど)すらできていない中小企業もたくさんいます。

そのため、
スポット的に解決できる副業人材も人気です!
副業人材の需要が増えている
副業というと、なんだか後ろめたい印象もありましたが、今では需要が伸びて自治体でも募集しているほどです。
自分たちで育成したりずっと雇用し続けることができないところで人気があります。
そもそも人が足りていない中小企業や零細企業(スタートアップ)でも、副業人材はさかんです。働く側にとっても、今の会社で実践したことをそのまま副業として需要があるのですから供給したいところですよね。
そこの会社が良い会社だと思ったら、そのまま働くという選択肢もありますし。

だからこそ、
あわせて転職も流行ってるニャ
新たなスキルを身に付けて転職する人も
個人的に新しい知識やスキルを身に付けて転職する人は昔からいました。いまの時代、学びやすい環境が増えてきてますよね。
Webによって、学び方の変革が起きたのは素晴らしいことだと思います。転職がしやすい時代だと、じっさいに何度も転職をして痛感しました。
しかし、人によってはリスキリングがうまくいっていない人もでてきています。
リスキリングの問題点
リスキリングがひろまるなか、問題点も浮き彫りになってきました。
リスキリングしても日々の仕事に活かせない人や、自分の求める知識やスキルに適性がないなどです。
リスキリングによる個人・法人のリスク
さらには企業がリスキリングできる環境を社員へ提供することのリスクも浮き彫りになってきました。
人それぞれのリスキリングの始め方にもよりますし、自分自身に問題があるケースならば、なんとかマインドを整えれば良いでしょう。
しかし、企業側ならではの理由もあります。くわしくはリスキリングの問題点とは?個人と会社それぞれのリスクにまとめました。
この流れは止まらない
もうダラダラと時間を過ごすだけの会社員は減っていくでしょうし、企業もそんな人材に投資はしなくなっていくでしょうね。
本格的な学びの差が今後はひろがるでしょうから、数年後にはとんでもないことになっているかもしれません。
もしくは、若い世代が優秀になりすぎて、40代以降に限らずコモディティ化した人材(代わりがいくらでもいること)はどこかで差別化しないと年収が逆転するかもしれません。
どちらにせよ、楽しくお金を稼いで生きていきたいと私は思いますね。そのためにも自分の心が気になる方向へ向かいたいな〜と。
リスキリングで何を学ぶか
何をリスキリングで学ぶか?はとても大切ですよね。20代のなかで1番人気なのは「プログラミング」だそうです。
とくにリスキリングで人気のスキルは以下でした(出典:学情)。
- プログラミング
- マーケティング
- IT・DX・AI関連
4位から11位と各スキルを学んでみてわかったことはリスキリングで何を学ぶ?3つの人気スキルを知って差別化しようにまとめました。このスキルが気になる方には参考になるかと思います。
ここでは各スキルを学んだ所感を軽くまとめてみます。
プログラミング
論理的な問題解決力が磨かれました。しかし、勘違いしてほしくないのは学べば誰でもプログラミングができるようになるわけではありません。
適性がなければ、プログラミング自体の習得はむずかしいです。プログラミング思考と言いますか、プログラミングの考え方が身に付けば問題解決力は上がると思います。
そのため、まずはWeb上にたくさん情報があるのでやってみることをおすすめします。スクールなどの無料体験でもいいとは思います。
また、会社でプログラミングを活用する際の注意点を上記リンク先のリスキリングで何を学ぶ?3つの人気スキルを知って差別化しようにまとめてるので活用するつもりの方は見てみてください。
マーケティング
なにかを売るための思考(プロダクトアウト)と、相手の悩みにあわせて売るための思考(マーケットイン)が磨かれました。
この考え方が身に付かないと、自分本位なことしか思い浮かばないのでサラリーマンとしての評価も会社でされにくいでしょう。
そのため、相手本位の考え方を身に付けるためにも、どの職種だろうとマーケティングを学んで損はしないと思います。

むしろ、活かせる人あんがい多いんじゃ?

悪用は厳禁ニャ
そして、個人的にマーケティングを学んで感じた注意点をまとめたのでリスキリングで何を学ぶ?3つの人気スキルを知って差別化しようもあわせて見てみてくださいね。
IT・DX・AI関連
情報技術(IT)に事業のデジタル化(DX)や人工知能(AI)など、さまざまなことが合算されてますが、どれも国が推進している”デジタル人材”に関したことなので学びに一区切りつけるのはむずかしいでしょう。
しかし、ITリテラシーを身に付けながら一つひとつ学んでビジネス上の仮説をたてれるようになり挑戦していける人材になれたら、どこの会社からも引っ張りだこになりそうですね〜
どこの企業もビジネスをデジタル化したり、最新技術を取り込んでいったりしていますし。
また、いろんな人がリスキリングで活用したい手段のランキングについてもリスキリングで何を学ぶ?3つの人気スキルを知って差別化しようでまとめているので見てみてください。
リスキリングの無料講座一覧
リスキリング講座として、デジタルスキルの基となる以下について無料で学べるWebサイトを29個まとめました。
- セキュリティ&暗号化
- 統計学
- データサイエンス
- AI・機械学習・深層学習
- プロジェクトマネジメント
- ブロックチェーン(Web3.0)
- デジタルマーケティング
などがすべて無料で学べます!
いきなり有料講座を申し込む前に、まずは無料で学んでみてからでもいいのでは?くわしくは【リスキリング講座】デジタルスキルを無料で学ぶ方法【29選】からどうぞ。
国やGoogleも学べる環境を用意
経済産業省が用意した「マナビDX」や、Googleが主幹事となってまとめている「日本リスキリングコンソーシアム」など、ここらへんは有償のものも多いですが学べるプラットフォームが増えてきています。
しかも、Googleは希望者にのみ、
- 就職
- 転職
- 副業、フリーランス
- アルバイト
のジョブマッチングの支援までしてくれるようです。働き方に関するサービスも増えてきていますし、今後連携サービスは随時増えていくでしょうね。
さらには、国から助成の仕組みまで用意してくれています!
第四次産業革命スキル習得講座認定制度
厚生労働省認定の「教育訓練給付制度(専門実践教育訓練)講座」に指定された講座がありまして、一定の要件を満たすと料金の50~70%が助成される制度が「専門実践教育訓練給付制度」になります。
IT・データを中心とした将来の成長が強く見込まれ、雇用創出に貢献する分野において、社会人が高度な専門性を身に付けてキャリアアップを図る、専門的・実践的な教育訓練講座を経済産業大臣が認定する制度です。

私がリスキリングしたころは助成の制度なんてなかった記憶が、、、

ぜひとも活用したいニャ
リスキリングは自分に合ったものを
問題点のところでもお話ししたように、適性は人によって異なります。せっかくリスキリングして新たなことを学んでも、活かせない人は適性を疑うべきです。

この問題を解決できないか考えてみました!

ずばり、直感で選べば学びたいスキルが見つかるニャ
リスキリング講座診断
自分が気になることを直感で選んでいけば、いずれリスキリングで学びたいことにたどり着くようになっています。
リスキリング講座診断
あなたに最適なリスキリング講座は?
直感で選んでください
習得時間の法則から勉強時間を逆算しよう
自分に合った勉強したい方向性が定まったら、必要な習得時間を把握したいところです。
習得時間とは、なにかスキルや資格に言語などを身に付けるのにかかる勉強時間です。習得時間の法則というものが5つあります。
- 1万時間の法則
- 1000時間の法則
- 600時間の法則
- 50時間の法則
- 20時間の法則
なにか新しく始めようとしたときの目安になるのでこちらのスキル習得に必要な時間は?5つの法則と事例をもとに逆算しようも見てみてください~
とくに20時間の法則は本質的でしたね。共感の嵐すぎてYouTubeでは熱く語りすぎちゃいました!笑

最後に「これだけは忘れないでほしいこと」
をお伝えします~

これが言いたかったニャ
有料リスキリング講座を買う前に
リスキリングで具体的に学びたいことがあって無料部分の学習が済んでいる人や、有料講座で集中的に学びたい方にお伝えしたいです。
最新技術(AI、IoT、ブロックチェーン、クラウド、5G、VR、ARなど)を身に付けていろいろやってみたい人は多いかもしれません。しかし、

まずは見当違いの方向にいかないようにすることが必要ですよね

たいせつニャ
目的を達成しやすくしよう
ただしく目的を達成するまでの道筋をたてるのに「プログラミング思考」が活かせます!
別にがっつりエンジニアとして働くための技術を学ぶのではなく、大人としてのというか子供でも必須になった時代ですが「教養のために学ぶ」話です。
たとえば身に付ければ、
- 自分はいま何がわからないのか?
- 何をもって解決とするのか?
- いまやるべきことの最適解は?
といったことが自分自身で考えて答えが導き出せるようになります。これってできない人はできないんですよ。

私もむかし苦労しました

チヨノリは何事も
感覚的に選んでしまってたニャ
いまでは会社でこれができない人を手伝うこともあります。
そのため、プログラミングが学べる講座を比較しようと調査していたら、すでに最適解が見つかりました。
先まわりされている企業さんがいまして、教養目的の講座をリニューアルして準備してくれています!
DMM WEBCAMPの「はじめてのプログラミング」になります。
時代にあわせてコースを8つに分解しまして、そのなかの大人の教養のための講座です。
いまは子供も学校で必須になりましたので、大人も教養として学ぶ方や、仕事の都合上エンジニアの方と話す機会がでてきた方が「教養目的でプログラミングを学ぶ」という状況なので見てみてください〜
相手の求めることにあわせて成果をだそう
仕事でも私生活でも、こちらの伝えたいことだけ伝えても人って動かないじゃないですか?
だからこそ、「相手本位の考え方」を身に付けたほうがお互いwin-winを目指せると思います!そしてWebの時代にあわせて売る仕組みを作っていくことこそが、どこの会社でも求められていることじゃないでしょうか。
つまり、マーケティングの思考を学びましょう。何かを売るときだけじゃなくてですね、たとえば身に付ければ、
- 相手が本当に求めていることは?
- 相手のイマに合わせた訴求
- 相手と自分が笑顔になれる仕組み作り
といったことを目指せるようになるので、あきらかに成果に結びつきやすくなると思います!

論理的に成功に近づけないからよくわからないことをしてしまうんですよね、わかります(過去の私)。笑

チヨノリはまだまだニャ

がんばります
こちらはいくつかコースがありまして、マケキャンbyDMM.comの「マケキャン学習コース」になります。
「広告出稿の実務コース」などもありますが、「Webマーケティングの戦略策定」を学べるコースが当メディアの読者さんにはあうかと思います!
なぜなら、既存の事業をDXしたり、新規事業を立ち上げたりする人や、いまの職種に掛け算で学んで差別化したい方が多いと思いますので~
新たな職種へ転職したい方の中でWebマーケティング職に進む方はマケキャン転職コースもありますよ。
ちなみに、マケキャンbyDMM.comで一番ステキだなと思ったのが、なんと一つ上で紹介したプログラミングコースが1つもらえちゃうことです!!これってすごくないです!?

一気に学べるなんて素晴らしい!

たしかにすごいニャ
とくに誰かのサポートはいらないという独学派の方は、Udemyの講座(48時間のセールがスタート!高評価の対象コースが¥1,600から。)でサクサク進めてみてもいいかもしれません。わからない部分はひたすらググればいつか答えに辿り着けるはずなので〜
Udemyおすすめ講座は以下です。
【DX人材育成】人工知能(AI)×IoT×ブロックチェーンの技術と次世代ビジネスノウハウの基礎知識を獲得する講座
【DX人材育成】非エンジニア/超初心者向けの人工知能 (AI / 機械学習 ) を活用したビジネスモデル立案講座
プログラミングを業務で活かす!PythonによるWeb API活用講座
組織を動かす!今日からはじめるデータ分析の『超』基本 -データ分析はデータドリブン時代で成果をだすリスキリング必須スキル
私も勉強中です
じつはかくいう私も現在リスキリング中です!何回目か忘れてしまうくらい、しょっちゅういろんなことに挑戦しています。
うまくいかないときもありますし、何かしら結果がでるとおもしろいのでいろいろやっていきたいですね〜
アラフォーになってからいつも考えているんですが、自分の30代は「勉強」する機会が多かったです!

こんなに睡眠不足になりながら勉強して挑戦したのは人生ではじめてかもしれません。笑

毎日3〜5時間睡眠を5年くらいしてたニャ

やりすぎてました。笑
最近はもうちょい寝てます
逆に20代は「仕事」ばかりしていました〜
つぎの40代をどんな10年間にしようか考えていて、「どの領域に挑戦するか」を決めたいところです!
あなたはどんなふうに過ごしますか?よかったら教えてください〜^_^
まとめ
リスキリングが流行っているのでいろんな人や企業が興味を持っているかと思います。それと同時にいろんな問題も出てきているので実体験をまとめてみました!
なんでこの話をしたかというと、人事部から、

リスキリングとして全社員にプログラミングをやってもらおうと思いますけど、どう思いますか?
と聞かれまして、理由を聞くと、

わからないです、業者に勧められました
と言われたのがキッカケです。どんな状態になるのか定義されていたら後押ししたんですが、、、笑 いろいろと人事部に説明することに。

このとき、正しい順番ってなんだろう?と思ったので書きました〜
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