挑戦したことは無になりませんよ。プログラミングに適性があるのをIT人材なら知っているからです。
私は採用も担当していますがエンジニアには適性があるので、難しいと感じたらITとビジネスを結び付けられる人材を目指すのも、これからのデジタル社会では選択肢の一つでしょう。
なぜなら、
- 国がデジタル社会へ向けてデジタル人材の育成に注力
- 中小企業ではデジタル化やDX推進自体が経営課題
だからです。
コードを書ける人はいっぱいいます(流行りましたもんね)が、自社の事業をITやデジタルで顧客価値をあげたり、社内の業務を改善できる人はまっっったくいないんですよね(弊社もわずか)。
2025年問題にも通じる日本の社会課題レベルの問題は、
今後もトレンドでしょう
となると、
いま選ぶべきことはなんニャ?
いまUdemyで流行りの優良講座が激安に!ということでまとめました~
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プログラミングには適正があるので無茶しないこと
プログラミングスクールが流行っていますが、そもそもプログラミングに適正がない方だと難しいです。
人には論理的なタイプと、感情的な直感タイプがいますので、判断に感情が優先される方だとどうしても苦手になってしまいます。
未経験でプログラマー(システムエンジニア)に転職してきついと感じたこと
じつは私は直感的なタイプだったので、未経験で営業職からプログラマーに転職したらとてもきつくて苦労しました。
とくにきついと思ったことは、論理的思考を身に付けることです。身に付いていないと以下のような問題がおきます。
- 自分が今やっていることを理解できない
- わからないことを相談できない
- なぜ自分がこの処理(プログラム)を入れたか説明できない
- 動いていたはずのシステムが止まる
この問題は、未経験でプログラマーになった人あるあるかもしれませんね。涙 こういうところが、プログラマーはやめとけって言われてしまう理由かもしれません。
たとえば、システム開発プロジェクトで何らかのプログラムを作っていたんですが、動作確認を上司がすると何度も何度も失敗しました。
そのとき上司も「ここを直せばあとは大丈夫そうだね」と言ってくれたので、私も最後の修正だなと思いながら作りました。
しかし、そのあと何度も同じ不具合が起きました。
自分自身でも
「僕はなんて仕事ができないんだろう」
と落ち込みました
このとき逆に論理的思考が身に付く事になるんですが、「多分やったはず」という感覚でシステムの動作検証をしていたのが問題でした。
そこから私は、「やったか?やっていないか?」ではなく、確実にやったことを確認する方法で推進する事にしたんです。
たとえば、過去に検証した内容はすべて資料に追記していくのも一つの選択です。
さらにコード1行ごとに、記述する理由を説明できるようにしました。
説明できないことなら、
そのコードは不要のはずニャ
まずは自宅でWeb上にある教材や、本などからプログラミングを経験してみると、学べることは多いと思います~
未経験からプログラマーへ挑戦したことは価値がある
100人いても1人しか挑戦しないような世の中ですので、実際に本気で行動して悩んだことは無駄じゃないです。未経験からプログラマーに挑戦したことは、経験にもなりますし今後の自分自身のキャリアにポジティブな影響を与えてくれると思います。
たとえば、
採用面接などでありのままに話しても
ネガティブな印象にはならないはずですよ
挑戦したことをバカにする会社は
やめたほうがいいニャ
実際に未経験からプログラマーへの転職を考えている方が我が社に来たこと(非IT系の事業会社のIT部門)は何人もありますし、情シス(IT担当者、社内SE)として育てた人数もそこそこあります。
行動しない方ばかりですから。「最先端エンジニアを目指そうと思うんですよね」と言いながらまったく違うキャリアへ進んでいく方もいました。
無理してがんばって倒れた人を何人も見てきましたので、すでにプログラマーをやられている方は「きつい」といま感じているならば、無理なさらずプログラミング以外のIT職に変えるのもありでしょう。
いま足りていないIT人材に変える
IT職種はたくさんありますが、最近ではデジタル人材と呼ばれるものもありまして、国が求める「デジタル人材」には、「IT人材」と「非IT者である事業側の人材」で構成されていました。
IPA(情報処理推進機構)が定義しているデジタル人材は以下です
プロデューサー:DXやデジタルビジネスの実現を主導するリーダー格の人材(CDO含む)
ビジネスデザイナー:DXやデジタルビジネスの企画・立案・推進等を担う人材
アーキテクト:DXやデジタルビジネスに関するシステムを設計できる人材
データサイエンティスト/AIエンジニア:DXに関するデジタル技術(AI・IoT等)やデータ解析に精通した人材
UXデザイナー:DXやデジタルビジネスに関するシステムのユーザー向けデザインを担当する人材
エンジニア/プログラマ:上記以外にデジタルシステムの実装やインフラ構築等を担う人材
各デジタル人材については、こちらのデジタルスキルの記事にて解説しております。
デジタル人材の例がわかりやすいんですが、事業(ビジネス)とITやデジタルをむすびつけられる人材が圧倒的に不足していると思われます。
情報格差の記事でも取り上げたように、デジタル社会に向けて企業は事業をデジタル化やDXを推進し、顧客価値を上げていかないと中小企業は特に生き残れません。
未経験でIT人材になる選択肢は複数ある
未経験でプログラマーになることが流行りすぎて社会問題化?も一部では声として上がっていたかもしれません(プログラミングスクール問題。もちろん一部のスクールかと)が、ここでお伝えしたいのは「IT人材(IT職種)ってプログラマーやシステムエンジニアだけではないですよ〜?」ということです。
いまプログラマーになっていない人は2パターンの選択肢がある
1パターン目は、自分自身にプログラミングの適正があると判断できたのであれば、未経験からプログラマーに挑戦してもいいでしょう。
年齢にもよりますが、このご時世でも1年近くプログラミングや設計に検証などを経験した方は貴重な人材として中途採用の市場でも大人気です。伸び代しかないですからね~
しかし、たくさんITベンダー(システム開発会社)ってあるんですよ。起業しやすいビジネスモデルなので。
そのため、労働環境が悪いことが多く、
それについては次の見出しでご説明します
2パターン目は、未経験でいきなり企業のIT部門で働くのは難しいと思うので、まずは今の職場で「今の職種にプラスIT(デジタル)」といった選択肢もあると思います。
企業のIT部門は情報システム部門とも呼ばれ、テクニカルサポートなどの業務も付随してしまう場合がありますが、ここらへんはいまの時代だと外注することができます。
専門業者に任せつつ、
正社員は自社の事業のデジタル化や
業務改善に専念していける企業が増えてきているニャ
そうなると、今の職種で最新テクノロジー製品を試しに導入してみると、それがそのまま良い経験として道が開けると思います。
そんな話を「これからIT人材になるなら企業のIT担当者が目指しやすい3つの理由」で書きました~
プログラマーの労働環境が悪い原因
未経験でプログラマーになっても、辞めたい人がたくさんいるには原因があります。
IT業界自体の問題が多いために、自分自身でコントロールできないことだらけだから離職率が高いのです。
- 1人で客先常駐
- 労働時間が長く休みが少ない
- 労働時間のわりに年収が低い
- 成果ではなく人の単価によるビジネスモデル
- 業界の多重下請け構造で利益をだしている
- 他人の不具合の対応をせざるえない
などから離職率が高いです。ここらへんを一つひとつ解説していくと書籍くらいの長さになってしまいそうなくらい社会課題だと思うので割愛しますね~
そんな私も昔は東京でITベンダーとしてバリバリやっていましたが、
いまは非ITの事業会社で情シス(社内SE、IT担当者)で奮闘中です
(定時退社しながらですが)
このプログラマー問題は一部のところだけのような意見も散見しますが、これでもかってくらい見かけましたが、、、(白目)。やはり自分が経験していないことは他人事になってしまうんですかね。悲しいので当メディアでいろんな方へ発信がんばってまいります!!
がんばるニャ!
まとめ
少し前にプログラマーが流行ったので、いまはたくさんコードが書ける人で溢れているそうですね。
増えやすい環境(スクール)があるので、この状況は今後も続くのかもしれません。
しかし、最新テクノロジーと事業(ビジネス)をむすびつけられる人材は今後も増える見込みはないんですよね。
ということで、じつは私自身もデジタルビジネスへ向けて挑戦中です~
チヨノリもがんばるニャ
この記事を書いた理由は、過去に営業から未経験でプログラマーになった経験があったのと、当時倒れていく人が多かったので、がんばる方向を変えてみるのもデジタル社会がくるしチャンスじゃない?
って思ったので
書きました~
ちなみに、ミイダスのコンピテンシー診断って知っていますか?面接対策だけじゃないんですよ。自分の強みを知ることで「会社で正しく評価してもらう」ために活用することだってできるんです!
(個人的には「自分と似た人材がどういうところにどのくらいの年収で転職するか知るため」に使ってましたが)
あと、世の中にあるおすすめランキングに疑問があったので、私自ら目視で確認しながらIT職種ごとのおすすめ転職ランキングを作ってみました!
IT未経験向けのものから、地域ごとのランキングもあります^_^
そして、「IT転職エージェントにインタビューしたホントの話」を無料ダウンロードできるようにまとめてみました!
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